Book
彼が24歳でヨーロッパに渡ってから (なんとスクーター旅行)たくさんの賞を 総ナメにして、ニューヨーク・フィルの 副指揮者に就任するまでの3年間のことが 綴られた自叙伝。 なんと言っても、文章からこぼれ落ちる彼の品の良さ、 誠実さ、明るさと若さが、…
「anego」が良かったので、続けて読んだ。 これもすごくいい。 そうなんだよなあ、自分が、”仕事と寝られる女” かどうかって、分からないし決めきれるものでもないし、 いずれ分かるのかも知れないけど、分かったら分かったで 複雑であろうなあ。 全てのこと…
岡崎京子が交通事故に遭う直前に、この『ヘルター スケルター』は雑誌での連載を終了した。 その後7年間、単行本化を待たれていた幻の作品。 現在は体調もだいぶ戻って、この本にも目を通したそうだ。 全編を通じて、主人公りりこの、崩壊の予感を感じながら…
今まで、林真理子ってあんまり好きじゃなかった。 むしろ、きらいだった気すらする。彼女の描く世界は、 あまりにも”ふつう”で、別に本であえて読まなくても、 このくらいのことなら、いくらでも周りに転がってる。 そう思ってた。 この本も、それは特には変…